遺産相続⑤

こんにちは、こんばんは、尖った角に気を付けろぉ!キャリーです。

いよいよ凍結した大叔母の銀行口座からお金を下ろす話をします。ここまで長かった...。人が亡くなったら本当にやる事が沢山ですね。もうどんだけ立て替えてきた事か。


金融機関の窓口にて亡くなった親族の口座からお金を下ろしたいのですが...、と話をすると、相続ですね!という感じで、金融機関毎に専用の様式を渡されます。ある銀行からは払戻依頼書という書式を渡され、現在いくら口座にあるのかが明記されており、この依頼書に相続人全員の署名と実印を押す必要がありました。これと法定相続情報一覧(又は戸籍の束)、遺産分割協議書、印鑑証明が必要と言われ、私は自分で作った遺産分割協議書とこの払戻依頼書、他の銀行の様式などをセットにして相続人に郵送で回していきました。返送の際に印鑑証明をそれぞれ役場で貰って来て頂き、一緒に返送して貰う手筈です。金融機関にもよりますが印鑑証明は3ヶ月の有効期限にしているところがあり(ゆうちょは6ヶ月)、あまりゆっくりとはしていられません。又、私の母が代表相続人として一旦全額を受け取り、遺産分割協議書の額を各相続人に振り込んでいく形にしているのでやはり早く処理してしまいたいところ。

しかし、事件発生。全員の署名捺印が終わった依頼書に日付やら細々したものを記入していたら、何と私が大叔母の亡くなった日の日付で誤字を出しました。この馬鹿野郎!死ね!二重線を書いて訂正印を押せば大丈夫だろうと押して提出したところ、住所や名前は本人の訂正印だけでも大丈夫ですが、それ以外は相続人全員の訂正印が必要ですとの事。え?マジで。こんな日付の小さい欄に全員の印鑑を押すの?てかまた全員に回すの?全国バラバラに住んでいるのに?念の為にネットでも調べたらやはりそうでした、この手のやつは特に厳格でした。

終わった。死刑、消えたい、コロシテ...

 

日付一箇所ミスでやり直しです。しかし、この銀行から実は大叔母様には出資金もありまして、その相続にこちらの様式も追加で出してくださいと相続人全員の署名実印捺印がまたもや必要な別の様式を渡されました。おいおいマジか。結局は全員からの署名捺印がまだまだ必要だったのか。もし私のミスが無ければこの銀行に対して、勘弁してくださいよ!集めるの凄く大変なんだから!と強く出れたのですが、私も大きなミスをした立場。ああ悔しい...

再び相続人全員と連絡を取り合って理由を説明して、全員の印鑑を小さい欄に押すのは難しいので再度真っ新な払戻依頼書と出資金の払戻依頼書をセットにして郵送で集め直しました。ここまで頑張ってきた私の信頼ガタ落ちです多分。もうお金が下ろせたらどうでもいいやと半ばヤケ糞です。

という訳で更に日数を重ねて何とか提出できました。ヤッター!私がんばりました、有森裕子さん並に自分で自分を褒めたいです。だがしかしたかし、他に色々と方法はあって他の銀行はこれより多少簡素な方法で対応しました。銀行によっては、こういう方法もありますよー、といくつかの選択肢を提示してくれるんですね。まあそういう所ばかりではなく、こうしろとしか言わない所や対応に不慣れな方や明らかに面倒そうにこちらに分かりにくい説明をする所もあります。地銀は尚更に。そういう所に限って後から追加で依頼してくるんですよ。あと基本的にどこも手続きにかなりの時間はかかるので(2、3時間以上)、病院の待ち時間以上に忍耐力が必要です。まあ銀行もそうだからこれはお互い様ですかね、大金下ろされて嫌だろうし。ただ、これからやる人はしっかりと確認して、更に確認に確認を重ねて進めてくださいね。あと誤字には気をつけろぉ!誤字誤字誤字!

という訳で銀行からお金を下ろす話はこんな感じでした。役場に続き銀行恐怖症になりましたよ私。ゆうちょがいつもめちゃくちゃ親切だったのが非常に救いでした、郵便局だいすきー!


さあ次は何を書きましょうか。とりあえず事務的な事は一通り書いたので、この話題は一区切りとしようかな、と書きながら思い返してみました。NHK受信料や携帯や固定電話は止め、ガスも止め(電気水道は生かしています、お盆やら遺品整理や大掃除で必要なので)、病院代も施設代も葬儀費等々も納骨代も永代供養代も支払いました(墓ではなく納骨にしました) 年金の最後の受け取りも申請中で自治体から貰える葬儀費も申請し受け取りました。折角なので、次回に通夜や葬儀などの詳細に触れて遺産相続については締めたいと思います。遂に遺産相続完結編です!

では今回はこのへんにします、教えたのよ!!